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ものづくりブログ

【除去加工】切削加工とは

切削加工

旋盤加工

表面処理・研磨

2024.03.09 Sat

切削加工とは研削工具を用いて材料を切ったり、削ったりして目的の形状へ加工することをいいます。
材料の回転による切削を「旋盤加工」、工具の回転による切削を「フライス加工」といいます。
古くから日本の製造業で用いられている加工技術の一つです。


旋盤加工
旋盤加工とは回転させた材料に「バイト」と呼ばれる切削工具を押し当て外周を削ったり、穴をあける加工法です。旋盤加工では材料を回転させて加工を行うため、丸棒など円筒形の材料が向いています。


旋盤加工

フライス加工
フライス加工とは「正面フライス」や「エンドミル」などの切削工具を
回転させ、作業台に固定した材料を削る加工方法です。 主に歯車や金型、機械部品などの加工に用いられます。 さまざまな種類の切削工具を使い分けて、平面や曲面、穴あけ、溝削りなど多様な加工を実現できます。

切削加工


・穴あけ加工
穴あけ加工は「ボール盤」などの機械を用いて材料に穴をあけたり、材料の穴を掘り広げる加工です。
先述した旋盤加工やフライス加工などでも穴あけ加工は可能ですが、ボール盤の方がより高い精度で穴を開けたり、穴の内径を広げることができます。
穴あけ加工には適しています。

ボール盤01